シンエンレジストについて

考えたことは文字にするかしないといけないなと思い、文字に起こしています。

2018年6月26日にサービスインしたスマホ向けRPGシンエンレジストについて思うことを書く。

・どんな内容か

とりあえず現行シナリオの最後まで遊んでの感想。

・どんな人が書いてるの

グラブルFGOをちょろっと触った程度のユーザーが書いている。

・方向性は?

シナリオについての批判なし。システムについてが大方。

・面白い内容?

違う。


最初に持ったシンエンレジストについての感想

某SideMの客を狙い撃ちしたようなキャスティングという感想。


やってみた感想

良かった点:ゲームシステム

親切なゲームシステムのゲーム。特に戦闘回りは前にオートで回ったところは勝手にオートになってくれたりするらしく非常に親切。おまけに2倍速も記憶してくれるようでとても周回しやすい。できれば戦闘終了後リザルトに勝手に飛んでほしいとか同じクエストをやるボタンが欲しい。育成が難しいとの声に応えて育成キャンペーンをやっているあたり運営さんは今のところユーザーの方を向いているように思う。これからもできればこっちを向いていてほしい。

良かった点:攻撃範囲とスキルによって差別化されたキャラ性能

射撃とか鞭は全体攻撃・その他の近接武器は単体攻撃と差別化がされている。スキルも自バフ・全体バフ・ターゲット集中・全体攻撃・全体デバフ・単体デバフ・回復・バフ解除・デバフ解除などの組み合わせで差別化がされており、キャラクターの味付けにそったスキルセットを持っていたりして良好だと思う。なお、レアリティが上がるごとにスキル内容も強力になっていくため、低レアリティは相対的にスキルが弱い。後述する育成コストが安いので足りないスキルを補うのであれば低レアリティのものでもおそらく十分に機能する。


イマイチに思った点:育成難易度

育成は5*5のビンゴシートに配置されたパネルを要求された素材とお金で解放していく月並みな育成システム。ビンゴシートの総数は星1~3が3枚・4~5が4枚、最大レベルは星1~3が75・4~5が100。ビンゴシート4枚目はストーリー進行で解禁される。

普通と思うかもしれない。実際月並みなタイプだ。

問題はこのゲーム金(ゲーム内ではアゲットという)があんまり手に入らない。金を稼げるクエストはあるが、まさか金がなくて育成が詰まると思わなかった。ついでに言うと育成には素材も結構な個数要求されるくせ、ドロップ数はかなり渋い。消費体力半額・ドロップ量2倍くらいが適正な量だと思うが、ゲームの寿命から言えば今のままがいいのかもしれない。筆者がやったゲームでの比較で言えば育成難易度はグラブル以上FGO以下、最終解放以前のグラブルの育成難易度に毒されすぎてる感は否めない。

さらに言えば、キャラクター育成応援キャンペーンは対応するキャラクターの素材はドロップするが集まりがよくない。クエストに行くための体力消費も普通にプレイしてクリアしたランクでは良くて4回しか回れない。4回だとキャラクターの育成の素材はよくて1マス開けることができる程度、新しく好きなキャラを引いたときに出るのはおそらく育成のしんどさに対するため息だろうとそう思う。


悪いと思った点:真円珠(ガチャ引いたりする石・以下ガチャ石)での育成

前述のビンゴパネルはレアリティによって1マス1~72ガチャ石で解放できる。これのおかげで金さえ入れればストレスなく育成ができる環境がある。サービスイン直後、プレイヤーにはこのガシャ石が600個ほど配られた。この結果、サービスイン当日に課金せずともキャラクターを育てきることが可能だった。加えてフレンドシステムが他プレイヤーの育てたキャラクターを1キャラだけ何の制限もなく(FGOみたいにフレンドじゃないと宝具が使えないでも、旧グラブルのようにフレンドじゃないと召喚石の加護が受けられないでもない)使うことができるフレンドシステムがあったため、1キャラ育て終えてしまえばあとは強く育った誰かのキャラクターを使ってほぼオートでゲームクリアまで進めることができた。戦闘システムのキモだったであろう必殺技もキョウジン化も、キャラクターの差別化をしていたであろうスキルも、何もかも投げ捨てるオート戦闘でクリアまで走りきれるだろう。少なくともこの記事を書いている2018年7月23日時点での最後のシナリオまでは。

 

・結局どう思ってるの?

地味ながらも悪くはないゲーム。

ただし「いくつかの中から選ぶ場合、これを選ぶことはないだろう」という但し書きが付く。最後まで残るタイプではなく、つまみ食いして適当に投げるタイプのゲームのように筆者は感じている。

 

・終わりに
今後どのようなゲームになっていくかはわからない。漫画も始まったらしいし、これから漫画を読んで始める層が盛り立てていくかもしれない。が、少なくとも現状ではストーリーが終わってしまうとやることは各ボスを倒して装備品集めるか、装備品を手に入れるためボスを倒す戦力を育成するかのどちらかになる。なっている。

グラブルFGOも思えばすぐにこうなったし、別にこのゲームが特筆して悪いわけじゃないと文字に起こして考えを改めたが、他と同じならこのゲームは選ばないかなというのが筆者の意見。
フレンドの最終ログインが程よく昔になりつつあり、そろそろこのゲームが淘汰され始めたころかと考え、本記事を認めた。思うところは各人の中にあるだろう。少なくとも私はこう考えた。